ペンと透明水彩で描いた自作の紹介やアート観賞のレビューなど。
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TOKYO 36景展!2ndが終了しました。
私が出品したのは「さよなら歌舞伎座」。
解体直前のにぎやかな夜の歌舞伎座を描きました。
作品を観た方々から、
・夜景という設定自体がよい
・色のコントランスがよい
・手前の女性がよい
・うまく省略している
などというコメントをいただきました。
特に色についておほめの言葉が多かったです。
そんな中、一番嬉しかったのは、なんと
「ゴッホの夜のカフェのよう」
と言ってくださった方が複数いたこと!
初夏にゴッホゆかりの地、アルルに行って、うまくあやかれたのでしょうか。
これほどのほめ言葉はないと思いました。いや、ほめすぎでしょう。
しかしながら、線に関するコメントがほぼ皆無でした。
他の方の作品と比べても、確かに線ののびや勢い、描き込みに欠けているなあ・・・と反省。
線こそが本質。
たくさんほめていただいた色をのばすとともに、線も魅力あるものにしていけるよう、がんばりたいと思います。
また、師匠からは、
「夜景にチャレンジし、雰囲気もインパクトもある」
「しかし、出来は新鮮さ、独自性に欠ける」
「人物ではなく建物にもっとフォーカスしたほうが歌舞伎座が引き立ったのでは」
という批評をいただきました。
人物と建物のバランスって難しい!
私も途中でどちらが主役なのか?と問いかけました。
思い返してみると、線の時は手前の女性だったのが、色塗り段階で建物が主役に変わっていたのでした・・・。
「新鮮さ」や「独自性」を出すのはもっと難しい!!
どうしていいのかよく分かりませんが、とにかく精進します。
最後に、ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
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