ペンと透明水彩で描いた自作の紹介やアート観賞のレビューなど。
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TOKYO 三十六景展 FINAL! 大盛況のうちに終了しました。
足を運んでいただいたみなさま、応援くださったみなさま、ありがとうございました!
※画像をクリックすると拡大します
今回私が出展した「有楽コンコース」。
当初は六本木のクリスマスイルミネーションを描こうと思っていましたが、東日本大震災に続いた原子力発電問題で、都会的で人工的な光に魅力を感じなくなってしまったのです。逆に、失われつつある下町や、夕焼けなどの自然の光を描きたいと思い、探し、この場所に行きつきました。
洗練された銀座の街と、日比谷のオフィス街の間に横たわる有楽町ガード下。最近はおしゃれなお店も増えてきたけれど、昭和のまま時が止まったかのようなこの一画。壊れた看板や、放り投げられたゴミに囲まれた中で、今も変わらず人々が集い、にぎわっている様子に魅かれました。
描き始めてからは、「自分の色」と「線の強化」を意識しました。魚眼レンズでのぞいたようなデフォルメにも挑戦。 昨年に比べて、色についてのコメントが減り、デフォルメした形の面白さや、全体の雰囲気についての感想を多くいただき、「線の強化」という目的を少しは果たせたのかなと思います。複数の方に「絵本のよう」と言っていただきましたが、「ゴミと飲み屋ですよ」と返して笑い合いました。絵本には似つかわしくないモチーフであります。
今回で最後となった三十六景展。私にとっては、全紙(56cm×76cm)との闘いであり、自分の個性と向き合うことでした。毎年追いつめられて、苦しかったですが、この展覧会を通してようやく全紙との距離のとり方、自分らしい絵を描くことがどういうことなのか分かってきたように思います。こんな機会を作ってくださった師匠、仲間たち、観に来てくださった方々に心から感謝しています。
本当にありがとうございました!【お願い】コメントの際は、パスワードに「コメント」とご入力ください。(スパム対策です。)
足を運んでいただいたみなさま、応援くださったみなさま、ありがとうございました!
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今回私が出展した「有楽コンコース」。
当初は六本木のクリスマスイルミネーションを描こうと思っていましたが、東日本大震災に続いた原子力発電問題で、都会的で人工的な光に魅力を感じなくなってしまったのです。逆に、失われつつある下町や、夕焼けなどの自然の光を描きたいと思い、探し、この場所に行きつきました。
洗練された銀座の街と、日比谷のオフィス街の間に横たわる有楽町ガード下。最近はおしゃれなお店も増えてきたけれど、昭和のまま時が止まったかのようなこの一画。壊れた看板や、放り投げられたゴミに囲まれた中で、今も変わらず人々が集い、にぎわっている様子に魅かれました。
描き始めてからは、「自分の色」と「線の強化」を意識しました。魚眼レンズでのぞいたようなデフォルメにも挑戦。 昨年に比べて、色についてのコメントが減り、デフォルメした形の面白さや、全体の雰囲気についての感想を多くいただき、「線の強化」という目的を少しは果たせたのかなと思います。複数の方に「絵本のよう」と言っていただきましたが、「ゴミと飲み屋ですよ」と返して笑い合いました。絵本には似つかわしくないモチーフであります。
今回で最後となった三十六景展。私にとっては、全紙(56cm×76cm)との闘いであり、自分の個性と向き合うことでした。毎年追いつめられて、苦しかったですが、この展覧会を通してようやく全紙との距離のとり方、自分らしい絵を描くことがどういうことなのか分かってきたように思います。こんな機会を作ってくださった師匠、仲間たち、観に来てくださった方々に心から感謝しています。
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